KiCADで回路図を描いていると、使用したいシンボルが搭載されていない場合があります。
今回はKiCADに回路図シンボルを追加する方法と作成する方法をご紹介します。
回路図シンボルの追加
シンボルエディタをクリックします。
ファイル>ライブラリを追加をクリックします。
その回路図のみで使用したい場合はプロジェクト、すべての回路図に共通して使いたい場合はグローバルを選択します。
ネット上などで探してきたKicad_symのシンボルライブラリを選択し、開くを押します。
これで追加されます。
シンボルの作成
続いて、どうしてもネット上に探してもない場合に、自分で作成する方法をご紹介します。
今回はTA7291Pのシンボルを作ってみます。(便利だったのですがもう廃版になってしまいました…)
シンボルエディターの画面で ファイル>新規ライブラリをクリックします。
ライブラリに名前を付けておきます。今回はMy_Libraryとしました。
一覧に追加されました。
作成したライブラリが選択された状態で、新しいシンボルをクリックします。
シンボル名を付けます。
他はそのままで大丈夫です。
シンボルを作成する画面になります。
ピンを追加してゆきます。ピンの追加をクリックします。
ピンの名前と番号を付けてOKを押します。
後で動かせますので、適当な場所でクリックしておきます。
同様にして2~10番のピンも配置します。並べ終わりました。
短形ツールで四角く囲みます。
TA7291Pと文字を入れておきます。
適当な場所でクリックして配置できます。
あとはお好みで線や円ツールを使って、見た目をICに近づけておきます。
保存して完了です。
回路図で呼び出せるようになっているはずです。